変な家

雨穴『変な家』飛鳥新社　★★☆☆☆

会話形式の本になっている。

奇妙な間取りの家を見つけたことから、その間取りについて殺人をするのに最適な家だという記事をネットに載せると同じような間取りがあり、その家に行ったと思われる人が行方不明となっているという情報を得る。そこから奇妙な一族の儀式により殺人が行われていたという事実を突き止めるという物語。

想像で話が進んで、実際もその通りに事件が起きていたということや明らかになっていくが、いまいちスッキリとつながらない。間取りから殺人がすぐ想像できる点や実際にその通りだったというのがあまりにも簡単につながりすぎる気がした。