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町田そのこ『宙ごはん』小学館
【あらすじ】
主人公の宙(そら)には6歳までの育ての親の「ママ(風海)」と生みの親の「お母さん(花野)」がいる。風海家族の海外転勤を機に、母親らしくない花野との同居を始めた宙とそれを支えてくれた佐伯とおいしい料理の物語。丁寧に作った料理が辛い気持ちをほぐしてくれる。
【見どころ】
物語が進むにつれ、花野の印象も風海の印象も変わっていく。やりきれない気持ちがとても丁寧に描かれています。
【おススメ】
最近は料理がキーポイントになっている作品が多い印象があるけれど、この本もその一つ。どのお話も涙が出てしまいます。
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