2024-06

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自転しながら公転する

山本文緒『自転しながら公転する』新潮社 ★★★★☆ この著者の本を初めて読んだ。与野都がどんな人なのか、なかなかつかみどころがなかったが、途中、恋人の貫一とティファニーのネックレスで揉めるあたりは、なんとなく都の感じていることに共感...
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白鳥とコウモリ

東野圭吾『白鳥とコウモリ』幻冬舎 ★★★★★ 弁護士白石健介が殺され、その犯人として自供した倉木達郎。30年前の事件もすべて自分がやったことだとし、事件は解決したかに見えた。しかし、被害者の娘美令と加害者の息子和真は、倉木の供述に違...
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騙し絵の牙

塩田武士『騙し絵の牙』角川文庫★★★★★ 『存在のすべてを』がとても面白かったから読んでみた。敏腕編集者の話。コミュニケーション能力が高く、仕事もでき、人当たりもいい速水輝也。しかし出版不況とWebマガジンなどの台頭により、...
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